jieee21のブログ

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浪人を振り返る

こんにちは。

 

一年間の浪人が終わりました〜〜〜!!!😂😂😂

 

何回も絶望したし泣いたしでウルトラ大変な一年でした。

しかし、大変でしたが、大量の経験値を得た気分です!!!

マジで、lv5から一気にlv30くらいまで上がった気分です!!!(基準は不明)

 

この一年でたくさん気付けることがありました。

今日はその中の一つをブログで語っていこうと思います。

ふざけるか迷いましたが、結構真面目に書いたので、堅い話でも大丈夫!って方はぜひ読んでってください。

 

 

まずはじめに、自分の周りの環境は自分の能力相応にできているということ。能力が無かったら自動的にその能力に見合った環境に落ちていくし、あればちゃんと上がっていく。例外があると思うけど、基本はこうだと思っています。全自動っていうところが面白いね。ここでいう能力っていうのは精神力、社交性、容姿など色んなものをさせるけど、ここでは『努力ができる能力』を指すことにします。

そんで僕の場合、中学のとき宿題ほとんど出さなかったし、ほとんど授業寝てたし、遅刻ばっかりでそんな能力なんか皆無だったんだけど、普通の環境にいれたわけですよ。中学までは義務教育で、行くだけで卒業させてもらえるからね。しかし高校入るとなれば受験が出てくるので、ここからが能力の分かれ目って感じですね。そこで僕は努力というものをこなす能力がゼロだったので普通はその能力相応の環境に落ちていくはずなんだけど、試験中にカンニングをしてしまってね。

なぜかバレずにその高校に合格してしまったんですよ。そのときの高校は偏差値45〜くらいだったかな。まあそこまで高いわけじゃないけど『努力してない人間は絶対に合格できない場所』でね、僕はそこに入ってしまったわけですよ。

高校入って部活はテニス部に入って、結構楽しかったね〜。仲間がたくさんできてね。でもそのテニス部では僕が一番弱かったんですよね。なぜかというと努力を全くしてないから。部活に行ってはいるけど口に出すのは「だりー」ばっかり。練習なんて真面目にするわけがない。いつも手を抜いてた。そんなんじゃ上手くなるわけがなかった。

一方で、勉強の方も全然ダメだった。中学の頃と変わらずノートは取らないし、いつも寝てたから成績は1ばかり。とはいっても僕みたいなやつは結構珍しいやつだから、異常に低い点数を取ってみんなを笑わせたりして、自分のキャラが確立されたような気がしていい気になってたんですよね。すごい楽しかった。

一方でテニスの方も下手すぎてみんなを笑わせてた。全く同じだね。そんでこの同じっていうのは笑わせた点だけじゃなくて、大人の目も同じだった。周りを笑わせる一方で、担任、顧問は僕を諦めたような目で見ていた。お前本当にやばいぞ、と言いながらいつも全く希望の無い眼差しを向けてきた。

そんな中、遂に一年度も中盤に入ってきて、大人の目だけじゃなくて周りの目も変わってきたんですよね。その目の裏には僕が進級ができないっていう可能性が潜んでいた。さすがにみんなわかってきたんですよ。あれ、こいつ本当にやばいんじゃ…って。僕は一年度の終わりが近づくごとにその周りの変化を強く感じ始めた。でも目を背けた。ずっとへらへらしてた。

そのまま、進級はできなかったんですよ。テニス部のメンバーがどんなに面白くても、周りがどんなに優しくても、そこにいることはできなかった。なぜなら能力が無かったから。なんか別れっていうと結構感動とか、切ないみたいなイメージがつくけど、この別れの後は自分の無力さしか残らなかった。本当にいい人たちばかりだったけど寂しいなんて気持ちは一切出てこなかった。

この高校で起きたことはいくらまぐれで上の環境に入れたとしても相応の能力が無かったら結局下に落とされること。そして環境を落とされるということは、その環境にいるべき人とも隔離されるということでもあったんですよね。

『あの目線』は僕が場違いな存在だったってことを表すものだった。当時の僕はそんなことに気づきもしなかったんですけどね。

まあそんなこんなで結構悔しい思いはしたけど、まだ鞭にはならなかったね。自分は通信制編入学して、高校生っていうレッテルがまだ残ってたからね。本題は高3の受験。ここでもやっぱり本気になることは無くて、偏差値はず〜っと30代。そこで残った選択肢は、働くか働かないかしかなかった。そこで僕は学生っていうレッテルが剥がされて今までの中学、高校共に向けられた失望の眼差しを思い出して、本当に悔しかった。そんで浪人することにしたんですよ。

まあそんで、浪人するとは言っても宣言したからといって勉強できるようになるわけじゃなくて、全然続かなかったね。ブログやったりで色々低迷しつつ勉強は一月から二月までやってもう終わり。

そこからしばらくの間ず〜っとスマホいじって、ゲームして、寝て、ご飯食べて、部屋戻ってスマホして、寝ての繰り返し。バイトもせず。寝る時間帯なんてバラバラ。スマホも別に面白いわけじゃないから暇があったら寝てた。最底辺の人間がするような習慣だった。まあ能力相応という意味では正しい位置についたとも言えるんですが。

その状況で特に目立ってたことは誰も話せる人がいなかったこと。高校の仲間は相応の環境に入ってるから僕が入る余地なんてあらず、ネットに関してもね、ネットって怖いのが、能力が無くても特定の環境にずっと居座ることができるんですよね。当時社会不適合者だった自分はネットで人と話すことはできても、どんな話題でも劣等感が付きまとうので心を開くことは無かった。それどころか話す度に距離を置きたくなった。

現実に居場所は無く、ネットに逃げようにも真に心を開ける相手はいなく、気づけば周りには誰もおらず、孤独。これが起きてしまった原因はやはりまだ自分の能力を認められてなくて、居場所を探さずに普通の人間の位置にしがみつこうとしていたからだと思う。高校まで普通だったから急に隔離されても現状が信じられなかったんですよね。

そんなこんなで孤独のまま、寝て、スマホしてを繰り返してたらだんだん精神がおかしくなってきたんですよ。ご飯の味もしなくなって、何もしようと思わなくなって、唯一できることはスマホのみ。横になってスマホ

今思い出すだけでもぞっとする。あのまま続いてたらどうなってたんだろう。何年か先には人を殺してもおかしくなかったと思う。まぁそんな状況下でどうやって回復できたのかと言うと、別の家で住んでた姉が自分のTwitterの状況を見て戻ってきてくれたんですよね。そこからはずっと寄り添ってくれて、それ以降からだんだん精神が安定し始めたね。当時誰かが寄り添ってくれる以外に救いは無かったと思うので、感謝しています。

そっからは、ちょっとずつ、本当にちょっとずつ勉強増やしていって、だんだん慣れてきて克服できたかなって感じです。僕に取ってはこのちょっとがアホみたいに大変だったんですよ。でも頑張って這い上がるか、落ちるところまで落ちるか。この二つの道しかもはや残っていなかったので、普通の人間に上がるためには頑張らなきゃって思えたんですよね。

結局何が言いたいかというと、能力が足りなくて落ちた環境の位置が低すぎると居場所を失うことと、たとえ能力が低すぎても、ちょっとずつなら人は変われるということです!

とは言っても、自分の場合はメンタルケアの面での環境が整ってないと100%不可能でしたが。どういう環境かっていうと、何でも話せる人が身近にいる、ナチュラルな自分でいれる人が身近にいる、とかです。

かなりギリギリだったけど、結果論だけど、この一年は周りに恵まれたおかげですごく貴重な体験ができたと思っております!これからはこの年の頑張りを思い出せばどんなことも乗り越えられそうな気がするぞ!