jieee21のブログ

更新報告(Twitter) @jie_dqx

高校三年間を振り返る

こんにちは

 

高校を卒業して二週間近く経ちますが…。

三年間色々あったなあ。

高校落ちて…新しいところでは友達できずにネットにのめりこんで…振り返ると散々なような気がしますが(笑)

僕の高校生活は普通の高校生活とは程遠いものでした。

でもまぁ、あまり後悔はないです。

なんだかんだで自分とよく向き合えたし、充実してたと思う。うん。

 

高校、大変だったなあ。

僕は高校で人気者になりたかったんですが、なれませんでした。

僕は高校入る前は『面白ささえあればいい』と思ってたんですよね。

中学で人気者だった人は大体が面白い人だったので、面白いことさえ言えれば人気になれると思って、高校に入ったんですがね…。

無理でしたね。

そういう面白い人ってのは『空気を読む』という大前提があって初めて面白くなってたんですよね。

空気を読まなければ何を言っても悪目立ちするだけで…、僕は一年生後半になるまでそのことに気づけませんでした。

だからそれまでは…あぁ、辛かった。

身の丈に合わせた振る舞いをした方がいいですねやっぱり。

 

そして二年からは別の高校に行くことになりますが、まぁこっちは人脈が無い分問題も起こらず…って感じで、良くも悪くも平和でした。

あと、このへんから自分のダメ加減にようやく気づき始めましたね。

高校落ちればね…、そりゃさすがにね😅

それでも努力はしませんでしたが。

二年生はひたすらずっと俺はダメだ〜っていう自己嫌悪に苦しまされていました。

 

三年になって、進路を考える時期になりますが、僕はまだ誰にも将来の夢を話したことがありませんでした。

『教師になりたい』という夢。これは中学の頃からなりたいなぁと思っていました。

しかし当然教師になるにはたくさん努力をしなければならず、今まで努力をしなかった僕がこんなことを話したところで否定されるだけだろうと思っていたので隠していました。

何よりその夢を一番否定していたのは自分自身でしたから、話せるはずがない。自分のダメ加減は自分が一番分かっていましたから。

 

でも僕は否定していたはずなのに、諦められませんでした。口だけで行動が伴っていないからでしょうかね…。

 

そして僕が初めて親に夢を打ち明けたときは、担任の先生と三者面談をした日でした。

 

👨‍🏫「・・・それで、じぃ君はもう三年生で進路を考える時期です。就職か、大学という道もあるけど、じぃ君は何か考えてる?」

🙁「・・・いえ。何も。」

僕は自分と釣り合ってない、たいそうな夢を打ち明ける自信がありませんでした。

👨‍🏫「…じゃあ、就職かな。お母さんはじぃ君にどうさせたいとか考えてますか?」

 

👩‍🦱「…やっぱり、就職がいいと思います。大学は…ねぇ、大変そうですし…。」

僕は高校二年生の間、親とほとんどコミュニケーションを取らなかったので、母は僕について何も知りませんでした。

 

👨‍🏫「そうですね…。…わかりました。就職の方向で進めましょうか。」

🙁「・・・・・・」

👨‍🏫「じゃあ、ありがとうございました。」

話を締めたあと、母と担任の先生は荷物をまとめ始めました。

 

😟「あの、ちょっと一つ…。」

👨‍🏫「・・・ん?どうした?」

担任の先生は普段無口な僕から切り出されて驚いたのか、一瞬固まりました。僕はここで話さないと一生変われないと思いました。

 

😟「あの、本当は…僕は…夢があっ、て…。」

😟「・・・・・」

😞「…先生…に…なりたくて…。」

 

その場で沈黙が続きました。僕の頭は真っ白になっていました。

 

👨‍🏫「先生…?じゃあ、大学に行きたいの?」

😞「…はい。」

母はずっと驚いた表情をしていました。

 

・・・・・・

 

👩‍🦱「ねぇ…、大学に行くの?」

母は三者面談が終わった後の帰り道で僕に聞きました。

😞「…行きたい。」

👩‍🦱「でも…ねぇ、大変じゃない…?勉強するのよ?」

😞「・・・」

😞「お父さんには…言わないで。」

👩‍🦱「ええっ…なんでよ。」

うちの父は現実的な性格なので、父がこのことを知ったら、きっと否定するだろうと思っていました。

 

👩‍🦱「・・・」

👩‍🦱「だめでしょ…。だって、家族だから。」

😯「・・・・・・」

 

・・・・・・

 

その日の夕飯で、母は父に僕のことを話しました。

👩‍🦱「今日、ね、三者面談行ったんだけど…じぃ…大学に行きたいんだって。」

父は黙っていました。僕はこの沈黙が怖かった。

👩‍🦱「私、そんなこと全然聞いてなかったからさ、驚いちゃってね〜。」

😞「・・・」

🧔「・・・」

 

🧔「いいんじゃね?」

 

😯「・・・」

 

僕は高校二年生のときに父に言われた言葉を思い出しました。

🧔「俺はお前のことが不安でしょうがねーよ!」

このときの僕は親と全く会話をせず、ご飯以外はずっと部屋に引きこもっていました。

そのときこれを言われて僕は、😔あぁ、そりゃ不安だろうな。だってこんなにダメ人間、ダメ息子なんだもんな…。と、自己嫌悪に夢中で、父が何を思ってこんなこと言ったのか全く考えていませんでした。

 

父は何だか、僕がちゃんと将来のことを考えていると知って安心しているように見えました。

 

父は僕よりも僕を心配してくれていました。

こんなにも身近に味方がいたんだと思いました。

 

・・・・・・

 

そして、この、親に初めて心を開いた日から、親との距離が変わり始めました!

 

 

🙁「…いってきます。」

👩‍🦱「‼️…いってらっしゃい。ふふっ」

目は合わせてないし表情も硬いままですが、このたった一言だけで母はとても嬉しそうでした。

 

ある日僕は早起きしたので、朝食を自分の分のついでに父親の分も作ろうと思いました。

😏「せっかくだから作ってあげるよ。」

🧔「おっ」

ジュージュー…🍳

🍚✨✨

☺️「ほら見て、上手でしょ。」

🧔「ただの目玉焼きじゃねーか!」

父はそう言いつつも、こっそり写真を撮っていました。

そしてその写真をラインの友達に見せていました。

 

父はとても嬉しそうでした。

自分の分を作るついでに作っただけなのに。

これだけのことで。

 

 

今では普通に話せる仲になりました。

母はまだ怪しいですが…、父とはもう距離を感じません。

 

これは高校三年間で得たものの中で、一番大きなものな気がします。

高校二年生のときと比べてかなり自己嫌悪しなくなりましたし、本音を一瞬話すだけでこんなにも変わるのかと思いました。

 

 

ところで受験現役のときはどうなんだって話ですが、今までの僕と比べればかなり頑張った方なんじゃないかと思います‼️

だって、ターゲット1200と1400覚えましたよ‼️‼️努力ほとんどしたことない人がですよ‼️すごくない⁉️(笑)

 

まぁそれでも全然足りなくて、結局無理でしたが。足りない分は何とか今年で埋めていきたい😅

以上、クソどうでもいい話でした〜。